実はいいこと沢山!!年子育児のメリットとデメリット

年子が欲しい。でも、年子育児ってやっぱり大変なの?
子供は授かりもの。
妊娠や出産は思うようにいくものではありませんが、ご家庭の様々な状況や考え方から何歳差で何人子供が欲しいなどという家族計画をしているご家庭もきっと多いかと思います。
実は最近は、女性の社会進出から高齢出産が増え、2人目を急ぐご家庭も多いそう。
場合によっては双子よりも大変!なんて話を聞く事も少なくない年子育児ですが、実際はどうなのでしょうか。
実は、我が家も計画的年子でしたので、筆者の経験と周りの年子ママの声を参考に、年子育児のメリットとデメリットをまとめてみましたので、ぜひ2人目計画の参考にしてみてください。
年子育児のメリットとデメリット
年子育児のメリット
メリット①赤ちゃん返りがない事が多い・子供達が仲良く成長できる
第二子以降の妊娠・出産でママが気になるのが「赤ちゃん返り」。
上の子がまだ小さいうちにママのお腹がどんどん大きくなり、赤ちゃんが生まれるため、上の子にとってママのお腹に赤ちゃんがいて、その赤ちゃんが生まれてくる事をとても自然に受け入れるケースが多いため、赤ちゃん返りがないケースがとても多いのです。
上の子は自然と赤ちゃんを受け入れる事ができるので、赤ちゃんに対する小さないじわるなどもない事がほとんど。
赤ちゃん返りがないという視点では、ママにとっても育児が楽です。
また、子供どうしの遊び方にあまり差がないため、家にも仲良しのお友達がいるように一緒に遊べる事は子供にとっても大きなメリットです。
メリット②保育園入園が有利になる
待機児童数問題が依然改善されない中、仕事復帰を考えるママにとって保育園に入園できるかどうかはとても重大。
実は年子だと保育園の入園が有利になるのです。
メリット③保育園や幼稚園の割引(補助)がある
保育園や幼稚園は、兄弟が同時に在籍する場合には、補助金が出たり割引が出たりという減額制度があります。
市区町村により制度内容や補助額等は異なるかと思いますが、金銭的負担が軽減するのは大きなメリットでしょう。
メリット④育児が一気に終わる!/仕事復帰しやすい!
仕事に早く本格復帰したい!というママにとっては、実は年子はとっても良いのです。
年子育児はまとめて一気に終わるため、仕事再開の予定が早く決定できます。
②で紹介したように、保育園入園が有利になったり、③で紹介したように保育料割引(補助)を利用できるのも魅力的。
復帰後も子供の行事にまとめて参加できるので、多く休みを取る必要もなく、職場に迷惑をかけてしまう事も少なくて済みます。
メリット⑤赤ちゃん用品などの育児用品をそのまま使える
子供が2人以上欲しいと考えているご家庭では、ベビー用品やベビー服を下の子用にと置いておくご家庭が多いでしょう。
どれだけ綺麗な状態にして保管しておいても、1年・2年と経過するにつれ、シミが浮き出てきたり変色したりと経年劣化が起こるもの。
年子の場合、すぐにベビー用品を使う事になるため、綺麗な状態で下の子が使う事が出来ます。
ベビー服にも流行があるものですが、流行遅れにならないのもママとしては嬉しいところです。
メリット⑥思春期・大人になってからも仲良し!

年の差がない分、本当に仲の良い友達どうしのように育つため、思春期などの難しい時期や大人になってからも兄弟同士が仲良くいられるもの。
一番の相談相手が兄弟である事も多く、
大人になってからもおねえちゃん(おにいちゃん)と仲良く買い物に出かけたりと付き合っていけるそう。
メリット⑦周りに協力して貰え易い
「年子=大変」の公式は根強いため(実際大変な事も多いですよ!)、パパや祖父母に育児協力をお願いしやすいです。
お願いしなくても、年子だから大変でしょ〜と、パパや祖父母も率先して手を貸してくれるという話はとてもよく聞きますし、
パパも赤ちゃんに慣れていて赤ちゃんを扱う感覚を忘れないうちに下の子が生まれるため、赤ちゃんのお世話を安心して任せられるのも利点です。
年子育児のデメリット
デメリット①精神的・体力的に幼少期は大変!
一番近くにいるママにとって、年子を育てていくのはやはりとても大変。2人とも夜泣きがある子供だと、数年まともに眠る事もできません。
兄弟二人ともがママママと取り合いになったり、イヤイヤ期と第一次反抗期が重なったりと精神的な苦労も多いです。
デメリット②お金が一気にかかる
幼稚園や保育園においては減額制度があるとはいえ、やっぱりお金が一気にかかるので経済的にも大変です。
子供の性別が異なる場合や、ある時期からは二人のサイズ感があまり変わらなくなったりとお下がりが出来なくなるケースも少なくなく、
また、幼稚園の制服などもお下がりが出来ずに二人分新品を用意するなどとお金がかかる事が多いです。
それでなくても、オムツやおしりふきなどの日用品も二人分まとめてとなると経済的負担は大きくなりますね。
デメリット③世間の冷たい声は少なくない
年子妊娠がわかった時には、「無計画」「恥ずかしい」などと非難の声が少なからずありました。我が家は年子は実は計画的だったのですが、年子というだけで無計画であったりお盛んで恥ずかしいわ〜なんて思う人が多いのも事実なよう。
他人の心無い声なんて無視して結構!なのですが、そういう冷たい声がある事も知っておくと良いかも。
デメリット④思春期丸かぶりは大変!
同じようなペースで育っていく年子。
そうじゃなくても大変だと言われる思春期も一気にやってきますので、思春期はママもパパも大変なよう。
年子育児、大変な事ももちろんありますが、とっても魅力がたっぷりあると思っています。
ケンカも多いですが、年子の子供たちは仲良しな時もいたずらする時もいつも一丸となって、子供同士の結束力がとても強いなと感じています。
年子は上の子がかわいそう。と言われることもありました。
でも、筆者は年子がかわいそうだとは思いません。
確かに2歳差や3歳差のお友達よりも1人でママを独占する時間は短かったでしょうが、
まだ喋れるようにもなっていない小さな小さな子供が愛おしそうにお腹を撫で、生まれた赤ちゃんを愛おしそうに触る姿、
小さいながらに「赤ちゃんに優しくしたい」という気持ちが芽生え、親友のように接している姿、そこにはたっぷりの愛情と幸せが間違いなくあるのです。
ママを1人占めする時間が短くて可哀想と言われるならば、下の子供たちはみんな、生まれた時からママを独占出来なくて可哀想だということになってしまいますよね。
でも、そんな事はないのです。
どんな年の差にもメリットとデメリットがあり、どんな年の差であっても大変な時期と良い時期があるもので、
どんな年の差であっても、子供たちは兄弟を愛おしみながらすくすくと育つもの。
心配するより、大変さに目を向けるより、良い部分に目を向けて、楽しい子育てをしていこうではありませんか。