食品添加物の危険性、ちゃんと知ってる?子供に食べさせるもの、きちんと選ぼう。

身の回りの食品に溢れてる、食品添加物
食品の参加や食中毒、腐敗を防ぐために必要不可欠だと言われている食品添加物は、
私たちが普段口にしている食べ物の多くに含まれています。
みなさんは普段の買い物で商品の原材料をしっかり確認してから食品を購入しているでしょうか。
食品添加物の中には極めて危険度が高いと言われているものも多く、
中には日本国外ではほとんどの国で禁止されている添加物というものも存在するのです。
私たち、子供たちの体を作るのは、口にする食べ物。
どんな食品添加物が危険性が高いのか、一度さらりとでも目を通してもらいたいのです。
危険性の高い合成食品添加物
合成着色料
合成着色料という言葉はみなさんの中にも見聞きしたことがある人は多いのではないでしょうか。
合成着色料は、主に清涼飲料やお菓子、ソーセージやハム、かまぼこ、アイス、ゼリー、ジャム、漬物などに使用されていることが多く、
発がん性、アレルギー性、そして染色体異常の危険性が特に高くなります。
合成着色料の中でも、赤色104・105、赤色106というものは、発がん性、染色体異常に加え遺伝子損傷や遺伝毒性の危険があり、日本以外のほとんどの国で使用が禁止されていますが、
そもそもタール系色素は化学構造上、全て発がん性や催奇形性の疑いがあると言われているのです。
合成甘味料
合成甘味料であるアスパルテーム、サッカリン等では、動物実験で、染色体異常、脳腫瘍、骨格異常、子宮がんやぼうこう癌の発生が確認されています。
清涼飲料、アイス、お菓子、ゼリー、ジャム、練り物、漬物、佃煮などに含まれています。
酸化防止剤
マヨネーズや缶詰、瓶詰、バター、マーガリン、食用油やポテトチップスの原料となる裏ごしいもなどに多く含まれている、酸化防止剤。
発がん性や遺伝子損傷、染色体異常、催奇形性、変異原性があり、動物実験では歩行失調や、新生児には無眼症なども見られたそうです。
BHA、プチルヒドロキシアニソールといった酸化防止剤は、パーム油に含まれている可能性が高く、表示に現れることがないのだそう…
発色剤・防腐剤
ハム、ベーコン、ソーセージ、コンビーフ、それからいくらやたらこ、すじこなどに含まれている発色剤や防腐剤である亜硝酸Naという食品添加物、
これは特に乳児は敏感ということなので非常に注意してもらいたい。
亜硝酸ナトリウムとは、肉製品や魚卵が黒ずむのを防ぎ、ピンク色を保つために使用されるのですが、その急性毒性は青酸カリ並みだといわれているのです。
前の添加物にも多かった発がん性や遺伝子損傷、染色体異常や催奇形性などに加え、嘔吐や下痢、チアノーゼ、血球崩壊などが起こりうる危険が。
防腐剤・合成保存料
防腐剤や合成保存料にもいろいろな種類があるのですが、中でも注目したいのが、ソルビン酸、ソルビン酸カリウムという種類の食品添加物。
このソルビン酸、ソルビン酸カリウムは日本でもっとも多く使用されていると言われており、魚肉練製品鯨肉製品、魚介乾製品、、ハム、ソーセージ、ベーコン、ジャム、ヨーグルト、ケチャップ、麺類、あん類、佃煮、味噌、醤油漬、味噌漬などに含まれています。
これには染色体異常、そして、肝臓肥大や成長抑制、精巣減少などの危険が。
防カビ剤
輸入柑橘類、輸入バナナに使用されているOPP、チアベンダゾール、ジェフェニール等の防腐剤に、成長抑制、染色体異常、遺伝毒性、めまい、ヘモグロビン低下、肝臓毒などの危険性があります。
出来れば柑橘類は輸入でないものを選んだ方が良いのかも知れません。
食品添加物から身を守るためには…
他にも、様々な危険な食品添加物があります。
調べれば調べるほど、何なら安全に食べられるのかと思えて仕方ないほど、身の回りが食品添加物に溢れていることに驚きます。
そして実は、食品添加物は、その全てを記載しなければいけないわけではなく、
私たちが表示を見てもその全てを知ることができないという事実があります。
自分で無農薬で野菜を育て、豚や牛を育て、全て自給自足での生活でもしない限り、全ての食品添加物を除くということはきっとできないでしょう。
ですが、なるべく食品添加物を避けて過ごすことはできるはず。
少なくとも、危険性の高い食品添加物を多く含んでいる、
清涼飲料、お菓子などの嗜好品、そしてインスタント食品、加工肉食品等。
これらは簡単に避けることができるのではないでしょうか。
インスタント食品も、ファストフードも、食べなくても全く困りません。
清涼飲料を買わずとも、毎日水筒でミネラルウォーターを持てば良いでしょうし、お菓子が必要ならできるだけ安全な材料で自分で手作りすれば良いのです。
全てを排除しなくても、
過剰に意識して生活しなくても、
少し気にして商品を選ぶだけで、かなりの量の食品添加物の摂取を抑えることができるはずです。