お菓子作りの道具~基本の道具と便利な道具~

お菓子作り基本の道具
子供

お菓子作りに必要な道具って?
お菓子の道具ってたくさんあるけど、どれを選んだらいいの?
よくご質問いただくことのひとつです。

そこで、数回に分け、お菓子の道具のお話をしたいと思います。

よく、お菓子の特別な道具がなくてもできるものを作りたいというお声もいただきますが、お菓子作りに関しては実は道具がとても大切で、ある程度道具があると、すごく楽に便利に上手にできるというのがあります。

「お菓子って面倒くさいし、上手にできない」
そんな時はお菓子の道具にも注目してみてください。

お菓子は道具があることでより美しくきれいに仕上げることができます。

お菓子作りにマストな基本の道具

基本道具茶こし刷毛有

まずは一番最初に欲しい、基本の道具。
これはよく使う道具で、最低限これらがあると基本のお菓子作りを楽しむことができます。

混ぜる道具

ボウル・ふるい(ザル)・ホイッパー・ゴムべら・木べら(お菓子専用のものを用意するとベスト)

焼く道具

焼くと言えば、オーブンです。
オーブンは各メーカー、シリーズ、ランクによって同じ温度設定で焼いても焼き上がりが変わってきます。
本の通りに焼いたのに焦げた、または焼き色がつかない、半生だなんて経験はありませんか?
オーブンには電気のオーブンレンジ、電気オーブン、ガスオーブン、コンベクションつき(ファンがついていて熱風を回してくれるタイプ)、コンベクションなし、庫内のサイズ、形状、・・・
各社様々なタイプが出ていますので、ご自分のお持ちのオーブンで、何度かスポンジを焼いてみて、本の通りにいくか、それとも強すぎるか、焼きが甘いかなど、見て見ると、そのオーブンの癖が分かってきます。
たくさん焼いて、オーブンの癖がわかったら、温度は同じにして時間を長くする、短くする、強すぎるなら温度を少し下げて同じ時間焼いてみるなど、工夫してみてくださいね。

仕上げる道具

パレットナイフ・刷毛・茶こし・口金(1cm丸口金・星口金)

デコ型 自分が一番使いやすいサイズ

プラスアルファであると便利な基本の道具

これからご紹介する道具は、さらに中上級編のお菓子を作るときに便利であったり、
また、基本道具にプラスすることで、お菓子の出来上がりそのものがより美しく仕上げることが出来たり、また作業効率もアップできるというものです。

1. 混ぜる道具

小さいサイズのホイッパー・ゴムべら

ホイッパー・ゴムべら・木べら
あると便利なのが、小さなホイッパーと小さなゴムべらです。
少量のピュレ(フルーツ)や溶かしたチョコレートなど、少ない量の材料を混ぜるときには小さめの道具を使うと便利です。

ハンドミキサー

これがあるとないのとでは作業効率が違ってきますし、手で泡立てるには、時間もかかり、手が疲れてしまいます。
お菓子作りをするならば、スポンジの泡立て、メレンゲの泡立て、生クリームの泡立てと本当に大活躍なので1つあると便利です。

ハンドミキサー私は現在、業務用ミキサーとハンドミキサーの2種類使用していますが、各種色々なミキサーの中でもこのブラウンのミキサーがとてもおススメです。

なぜかと言いますと、アタッチメントを変えると、ミキサー(泡立て)、ブレンダー(ジューサーになります)、フードプロセッサー(お菓子ではクッキーやタルト生地を作るのに便利)と一台で何役もこなしてくれます。

これならば、ブレンダーでジュースを作ったり、フードプロセッサーで材料を混ぜるなど、お料理にも大活躍です。

こちらのメーカーに限らず、アタッチメントを変えると色々使えるタイプは便利です。

大小のボウル・ふるい

ボール・ふるい

ボウルはどのご家庭にもある中サイズ以外に、大きく深さのあるボウル、小さいサイズのボウルがあると便利です。

大きく深さのあるサイズのボウルは、ハンドミキサーで泡立てたとき、浅いものだと、特に生クリームなどは最初の方では飛び散ってしまうので、深さがあることで混ぜやすくなります。

そして、小さいサイズ。
取っ手付きがおススメ!中でも注ぎ口がついていて、メモリもついていて、持ち手があるこのボウルは大活躍。

メモリがあると量が分かり便利ですし、注ぎ口があるタイプはグラスなどに注ぐ時にもきれいに注げます。

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ボール-湯煎や氷を当てるスタイルもう一つ同じぐらいのサイズのボウルも用意すると、バターやチョコレートなどの湯せん(お湯につけて溶かす)や、ムースのベースのピュレなどの下ごしらえに便利です。

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ふるいは、ご家庭にあるザルでも対応できますが、専用のものもあります。
お菓子では主に、薄力粉・ベーキングパウダー(こちらは合わせてふるいます)・アーモンドプードル・生地に使う粉砂糖・ココアパウダーなどをふるうのに使用します。

2. 焼く・冷ます道具

天板・オーブンシート

天板とシート

天板はオーブンについているものを使用してください。
オーブンシートですが、使い捨てのものでもいいですが、私はマトファーの繰り返し使えるオーブンシートを愛用しています。
何回も洗って使えますので、オーブンの天板のかたちに合わせてカットして、使用すると楽ですよ。
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ケーキクーラー

ケーキクーラー(網) (2)

ケーキクーラー(網)も一つあると便利です。
今はオーブンについている場合もあるのでそちらを使用してもいいですし、写真のような丸や四角のケーキクーラーもあります。
もし、ロールケーキをよく焼く場合は四角の方が便利です。
また、網目が少し細かいほうが、クッキーなどを焼いたときに網の間から落ちることがなくていいですよ。

3. 仕上げる道具

L字パレットナイフ・小さいパレットナイフ

パレットナイフ大・小・L字型パレット

パレットナイフは大きいものが一本あればいいのですが、
買い足すなら、小さいサイズとL字パレットも便利。
小さいサイズはプティガトー(一人サイズのケーキ)やムースの表面を均す、小さ目のデコレーションに使用するなど小回りが利いて便利。
L字パレットはロールケーキにクリームを塗るときに平らなパレットナイフだと塗りづらいですが、L字になっていることできれいに塗れますのでロールケーキを作る方は一本あるといいですね。

様々な口金

他にも、仕上げと言えば大事な口金ですが、そちらはまた次の機会に。
口金は先に挙げたベースの2つがあれば定番のお菓子が作れます。

 

 

いかがでしたか?
ご自分が作りたいお菓子と照らし合わせて、少しずつ便利そうな道具を探してみるのも楽しいですよ。

Minami

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8歳差の男の子と女の子を子育て中のママです。 大好きなフランス菓子を中心に、おうちスタイルで子供たちと楽しんでいます。 作ったお菓子を撮影するのも好き。 お...

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