ママの新年度準備!スマホの乗り換えは本当に家計にお得!?

毎日、テレビCMで流れているスマホの『こういうサービスがお得ですよ〜』という情報。
この時期は年度が変わることもあり、
お子さんの入学や進級、という理由で乗り換える方が多いようです。
総務省の調査によると、1家庭あたりの携帯電話に関する支出は10年前より約4,000円も上がっており、12,279円とのこと。
これは、家計において大きい支出ですね。
これに対し政府は、
1.負担を減らすことができる料金プランを打ち出すこと
2.スマホ代金実質0円などのやりすぎた販売促進の見直し
3.格安SIMによる格安スマホをもっと増やそう
という3つの案をまとめており、
これが各携帯会社の現在のお得合戦の始まりだったようです。
テレビCMでお得そうなプランを見かけると、簡単に乗り換えを考えてしまいますが、
それが本当に自分の家の家計にとって得なのか?というのはきちんと考える必要があるのです。
スマホの乗り換えは本当に各家庭に得なのか?
(1)格安スマホについて
格安スマホを使っているママがいるのか著者が調べたところ、ママさん41人中1人しかいませんでした。
その、格安スマホを使用しているママは、スマホ本体を落としてしまい、修理代が数万円かかってしまったそう。
格安スマホは本当に得なのか?
というのは、まだ答えが出ていない新しいサービスなので、すぐには乗り換えない方が良いと考えています。
(2)料金プランについて
ママにとって、学割やこども用携帯電話が2年間無料など、注目できる料金プランというのが幾つかあります。
先ほどの41人のママに聞いたところ、11人が魅力なプランへ4月までに乗りかえるか検討中とのことでした。
しかしながら、これらのプランだけが注目され過ぎてしまい、後述するような失敗談がありました。
乗り換えてから気づいた失敗
わたしの友人でCMを見てすぐ乗り換えた方がいます。
当初は、乗り換えたことによりお得なことがたくさんありました。
こどもの携帯が数年間無料だったり、電車マネーポイントが10万円分も貰えたり…
ところが、パパが全くお得ではなかったのです。
パパは仕事においても自分のスマホを使用していました。
乗り換えた後で、社員同士の割引があったことに気づいたのです。
同じ携帯キャリアにしていたことを忘れていました。
よって、同じ部署で連絡を取り合う通話料のすべてが有料になってしまったのです。
これはかなりの負担だったようです。
こういった失敗は、家族一人一人のスマホの利用状況をきちんと確認しなかったことから発生します。
何に1番使っているのか?
誰と通話することが多いのか?
多く利用している時間帯はいつなのか?
きちんと調べる必要があります。
家計の中心であるママだからこそ、今使っているスマホの利用状況を調査してみましょう。
ショップに行くと、教えてもらえますが、それに合わせて家族に聞いてみることも重要です。
CMのお得情報に惑わされず、きちんと見直しましょう。