【子どもの作品整理術1】どんどん増える絵や工作の上手な整理方法

弱い筆圧でヒョロッとした線しか書けなかったはずなのに
いつの間にか円が描けるようになり、目鼻口が描けるようになり、動物や人が描けるようになり…。
その成長ひとつひとつが嬉しくて、描いたもの、作ったもの、持って帰ってくるもの一切手放せずに山のように溜まってはないでしょうか。
幼稚園や保育園に行き始めると急速に増える子どもの絵や作品、ただ単に残したままにしておくと後々大変なことになりますよ。
すこし考えてみて下さい。
母であるあなたが手放せないのは、実は作品そのものよりも
“作品に込められた我が子の成長”や“幼稚園生活の思い出”ではないでしょうか。
手放せない本当の“価値”を活かし、上手に整理していきましょう。
1、飾る
幼稚園や保育園等で作ってくる作品に、お正月・節分・母の日・父の日・ハロウィン・クリスマスなど季節ものがあります。
家族の目に入りやすい場所に「子供の作品ディスプレイコーナー」を設け、それらを1日でも良いので飾ることをお勧めします。
作品を通して我が子の成長を家族で感じられますし、
制作過程や選色等を聞いてみると、きっとお子様も目を輝かせて話してくれることでしょう。
ここで注意すべき点は、ホコリをかぶる程ダラダラいつまでも飾らないこと。
街のショーウィンドウが次々と切り替わっていくように、
自宅内での作品ディスプレイにも必ず期間を設け、変動性を持たせると良いです。
2、写真に撮る
持って帰って来た時、またはディスプレイ中や、ディスプレイを終えた時、どのタイミングでも良いので、作品は都度写真に撮っておきましょう。
一眼レフで美しくキレイに撮るのも良いですし、スマートフォンで即席で撮るというのもオススメです。
- 作品単体の写真
- 作品をお子様に持ってもらい記念撮影
の2パターンあると後から見返した時にお子様の成長と共に思い出がより甦ります。
スマートフォンだと撮りたい時に気負わずに撮れますし、「ホゴッホ」等の無料アプリを使えば作品の整理ができます。
仕事で忙しいパパや、離れたじーじばーばにも簡単に共有ができます。
ホゴッホは、子供の絵や工作を簡単に整理&記録できる無料アプリです。
基本的には非公開で、家族とは共有することができるので、家族みんなで子供の成長を楽しむことができますよ。
3、専用BOXに一時保管
ディスプレイし、写真に残しアプリでアップしたからと言って、一生懸命作ってきた作品をそう易々と手放せない方も多いはず。
お子様自身もまだ手に取って遊んでいたり、眺めていたり。
もう暫く残しておきたいものは、ふた付きの専用BOXを用意し、「ここに入る分だけ残す」と決めて一時保管しておきましょう。
収納量が決まっているので、ふたがしまらなくなってきたら見直し時。
優先順位の高いものからお子様と一緒に選んでいきます。
我が家では約H22cm × W32cm × D7.5cmのペーパーバッグ(ペーパートランク)が一時保管BOX。
かわいいペーパーバッグ(ペーパートランク)が沢山あるので、お好みのものを見つけてみてくださいね。
手裏剣も、折り紙をちぎって貼付けただけの“作品”も
「残したい」と言っている間は堂々と残しておき、そろそろ溢れそう、となってきた頃に、一緒に全部出して、見直しています。
写真に撮っているので“成長”や“思い出”はいつでも見返す事が出来ますし、
「またたくさん描いてきてね!作ってきてね!ママ楽しみにしているね」
と次の“作品=我が子の成長の証”を心待ちにできます。
日本の住宅事情では、空間もある程度限られています。
何を残したいのか。
大切な部分をしっかり見極め、各家庭にあう方法をお試しください。
次回はまた少し違った観点から、「子どもの作品の残し方」を紹介致します。