【おもちゃ整理術1】どんなおもちゃスペースを作りたい?

増え続けるおもちゃ、片付け方がわからない。
「可愛い~♪」
最近の子供のおもちゃは色もデザインも本当に可愛いくて素敵ですね。
お子様が生まれてから意識して見ているうちにママになったあなたが惚れて買ってしまったおもちゃはたくさんあることでしょう。
「知育」「脳に良い」等といったフレーズがあれば尚更手が伸びてしまいます。
パパだって我が子の喜ぶ顔が見たくて仕事帰りにちょこっと買ってきたり、
かわいいかわいい孫の為にとじぃじばぁばも財布の紐が緩み、度々プレゼントを贈ってくれたり…。
しかしふと気が付いた頃には時既に遅し。
お部屋は遊びきれない程の量のおもちゃで溢れ、
「もうっ散らかさないで!」「片付けなさーい!」「何度言ったらわかるのー!」
幾度となくあなたは怒りを爆発してしまったのではないでしょうか?
大人も子供もご機嫌良く日々の生活をする為には、おもちゃの片付けは欠かせないことのひとつ。
しかしこの溢れかえったおもちゃ達、いざ片付けようと思っても、
どこから手を付けて良いのか分からず、なかなか行動にうつせませんね。
それ以外にも家事・仕事とやることはたくさんあり、お片付けはどんどん後回しになっていくのです。
もはやどこから手を付けて良いのかわからない…
そう思い悩んでいる方は是非このコラムで一緒に順を追って整理を進めていきましょう。
おもちゃスペースはどんな風にしたいのか!?
まず、あなたやご家族が目指したいおもちゃスペースの理想像を具体的に思い描くことから始めて頂きたいと思います。
そんなこと必要?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
この理想を描くという作業は空間を整理することよりもとっても大切なこと。
あなたが「おもちゃとお子様の生活」において、
どんなポイントに重きを置いているのか、大事にしたいと思っているのか、
思考と感情の整理ができていくからです。
1. 具体的な理想を思い描く
例えばおもちゃ棚を設置しておもちゃスペースを作ろうと思うのなら、
- 「子供の感性赴くままにレゴで自由に創作できて飾れるスペースを作ってあげたい」
- 「幼稚園のお友達を読んで子供達だけで出し入れができて遊べる場にしたい」
- 「大人のインテリアにも馴染む白木のおもちゃを置いて子供の知性や感性を育みたい」
- 「まだ小さいのでキッチンにいながらでも遊んでいる様子が見えるようにしたい」
- 「親から受け継いだ地球儀を飾るスペースを作りたい」等と具体的に理想を出していきます。
あなたの中にある希望をはっきりと出してみましょう。
2. 描いた理想を可視化する
具体的な理想を思い描く事が出来たら、次はそれらを可視化していきます。
インテリア雑誌で気に入った理想像が見つかればそれらを切り取ってボードに貼付けたり、
インターネットで見つけた写真でイメージ図を作成したり、
絵が得意な方ならご自身で描いたりと、あなたがやりやすい方法で構いません。
あなたのお子様が幼稚園生ぐらいで好みがはっきりしてきたなら取り入れてあげても良いと思います。
そして出来上がった理想図をよく目にする場所(手帳でもデスクトップでもok)に置きます。
すると今まで、「ただ可愛いから」「脳に良いらしいから」という理由だけで手当り次第に買っていたおもちゃやグッズも、広告やウワサに惑わされることなく、あなたの理想に合うものを上手く選べるようになっていきます。
最初は具体的な理想像が出せないかもしれません。
整理の作業を進めていくうちにはっきりと見つかることもあると思います。
おもちゃと共にどんな生活がしたいのか?何を大切にしたいのか?
ゴールをはっきりさせることであなたやご家族、お子様に必要なモノをうまく選べるようになり、今やるべきことがわかり次回からの作業もスムーズにはかどります。