習い事は子供への投資!新興国のママの考え方

新年度が始まり、新しく習い事をスタートさせた、
または新しい習い事を検討中の家庭も多いことでしょう。
私の住む地域には、新興国出身のママが多く住んでいます。
(新興国とは、近年、中国、インド、ブラジル、ロシアを言います)
彼女たちの、子供の習い事の選択方法は、日本のママとは少し異なっています。
自分で選択させ、すぐ習ってみる
日本人であるわたしは、「将来役に立ちそう」という軸で、習い事選びについつい口出しをしてしまいます。
日本のママは、個別指定で●●はどう?と聞きがちですね
しかし、新興国出身ママたちは、習い事を多く集めて、
「こんなに多くの習い事がある。あなたは何をやってみたい?」と聞きます。
習い事という大きな枠から、子供に選ぶことをさせるのです。
そして、興味のあるものは興味のあるうちに、一旦すべて習わせてみるのです。
彼女たちは言います。
「こどもは知らないことが多い。だから一旦やってみて、その本質を知ってから決めるべきだ」と。
習い事をスタート!次のステップは引き算?
いざ、子が習い事をスタートすると、
本当に興味があることなのか?
楽しめているのか?
ということを見極めます。
そうでなければ、すぐその習い事は退会してしまうのです。
わたしたち、日本人には「継続は力なり」ということわざが根底にありますね。
なので、すぐやめてしまうことに驚きを隠せません。
しかし、彼女たちは習い事=投資と考えています。
「お金と時間をわざわざ使って、良い時間を過ごせていないなら、それは単なる暇つぶしでしかない。」と。
その習い事は無駄じゃない?
上記のような、習い事の選択方法は正しいのでしょうか。
各家庭の子育てにおけるライフスタイルや、家計事情も異なるので、一概におすすめは出来ないのですが、
今習っていることが無駄ではないか?は見極めることが必要だと思います。
もし、興味のない習い事を「とりあえず続けてみよう」という、気持ちだけで続けているのであれば、下記が1年間で無駄となります。
【お金】
例: 月謝 5,000円× 12ヶ月=60,000円
【時間】
例: 1回 1時間×52週=52時間(1年は52週)
今、習っていることが、本当に興味があり、金額と時間を使うことに相当するのか?
また、本当は他に興味のあること、伸ばせる分野があるのではないか?
習い事を未来への投資と考えて
一度、家庭で話し合ってみる必要があると考えます。
その際は、子供が自分で選択するというスタイルをとってみても良いかもしれませんね。