北朝鮮のミサイルから子供を守る〜Jアラート発動時の対応法

緊迫する世界情勢。今、子供たちを守るためには・・・

連日報道されている通り、今、北朝鮮を巡り世界が緊迫しています。

北朝鮮は核実験を行うのか、弾道ミサイルが発射されるのか、アメリカは先制攻撃に出るのか、本当に戦争が始まってしまうのか・・・日々ニュースを見ていると不安ばかりが募ってしまいますね。

このような内容の記事を書く必要性に迫られている事がとても残念ですが、区内の小学校では弾道ミサイル発射時の学校対応についてのプリントが配られましたので、今日は万一のミサイル発射時、私たちが子供を守るために取るべき対応策を記載させていただきたいと思います。

こちらの情報は、東京都世田谷区内小学校で配られたプリントに沿い掲載しております。

もし、ミサイルが発射されたら・・・

万一、北朝鮮でミサイルが発射されると、全国瞬時警報システム(Jアラート)によって国民に情報伝達がされます。

Jアラートのサイレン音も公開されているので、いざという時のためにあらかじめ確認しておくと良いかも知れません。

内閣官房 国民保護ポータルサイトによると、Jアラートによる情報伝達では、

  • 弾道ミサイルが日本に飛来する可能性があると判断した場合に、まず、弾道ミサイルが発射された旨の情報(①)を伝達します。 弾道ミサイルがどこに落下するか等については、続報で伝達しますので、この時点では落ち着いて続報に備えて下さい。
  • その後、弾道ミサイルが日本の領土・領海に落下する可能性があると判断した場合に、続報として屋内避難の呼びかけ((1)②)を 行います。屋内避難の呼びかけを受けた場合には、直ちに近くの建物等(できれば頑丈な建物や地下街等)に避難してください。
  • このほか、弾道ミサイルが日本の領土・領海に落下したと推定された場合((1)③)や、日本の上空を通過した場合((2)②)、日本まで飛来せず、領海外 の海域に落下した場合((3)②)には、その旨を続報としてお知らせします。

引用:内閣官房 国民保護ポータルサイト

となるそうです。

万一の時には、このJアラートを元に、私たちは行動をしなければいけません。

北朝鮮からミサイルが発射され、日本に飛来する場合、極めて短時間で日本に飛来する事が予想されています。

弾道ミサイル発射からJアラートで情報伝達されるまでに4分程と言われており、私たちがそれから避難をできる時間は僅か3分程しかないと言われています。

僅かな時間しかない事をしっかりと念頭に置き、周囲の状況をしっかりと確認し、一番最善だと思われる方法を落ち着いて取るようにしてください。

弾道ミサイル落下時に取るべき行動

弾道ミサイルは、発射から極めて短時間で着弾します。

ミサイルが日本に落下する可能性がある場合には、

①速やかな避難行動
②正確かつ迅速な情報収集

が必要となります。行政からの指示に従って落ち着いて行動するようにしてください。

弾道ミサイル発射時、屋外にいる場合

屋外にいる場合には、できるかぎり頑丈な建物や地下街などに避難します。

ミサイル着弾時の爆風や破片などによる被害を避けるためには、できるかぎり頑丈な建物や地下街などへ避難することが有効です。

弾道ミサイル発射時、避難できる建物がない場合

物陰に身を隠すか、地面に伏せて頭部を守りましょう。

弾道ミサイル発射時、屋内にいる場合

窓から離れるか、窓のない部屋に移動してください。

自宅が木造住宅の場合、すぐ避難できるところの頑丈な建物や地下街などがあればそちらに避難してください。なければできるだけ窓から離れ、できれば窓のない部屋へ移動してください。

弾道ミサイル発射時、車内にいる場合

車は燃料のガソリンなどにインカするおそれがあります。車を止めて頑丈な建物や地下街などに避難してください。

周囲に避難できる頑丈な建物や地下街などがない場合、車から離れて地面に伏せ、頭部を守ってください。

高速道路を通行している時など、車から出ると危険な場合には、車を安全な場所に止め、車内で姿勢を低くして行政からの指示があるまで待機してください。

ミサイルが着弾した時、着弾した後取るべき行動

近くにミサイルが着弾したら、弾頭の種類に応じて被害の及ぶ範囲が異なりますが、

・屋外にいる場合は口と鼻をハンカチで多いながら現場からただちに離れ、密閉性の高い屋内の部屋または風上に避難してください。
・屋内にいる場合は換気扇を止め、窓を閉め、目張りをして室内を密閉してください。

ミサイルが着弾した後は、テレビやラジオ、インターネットなどを通じて情報収集をしてください。また、行政からの指示があればそれに従って落ち着いて行動してください。

インターネットで情報収集する場合は、行政のページや信頼できるニュースサイトから情報を得るようにしましょう。

下記に行政のページをリンクしておきますので、いつでもすぐに確認ができるよう、できればお気に入りなどに登録しておいてください。

▩国民保護ポータルサイト▸▸http://www.kokuminhogo.go.jp/shiryou/
▩首相官邸ホームページ▸▸http://www.kantei.go.jp/
▩首相官邸災害・危機管理情報ツイッター▸▸@Kantei_Saigai

早くこの問題が解決に向かい、世界が平和である事をただただ願うのみですが、万一の備えだけはしっかりとしておくよう、そして、緊迫状態が続いている間はニュースやインターネットでしっかり世界情勢の把握を努めたいものです。

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