【子育てコラム】ママとのハグが心と体を育てる
出典:http://newsfeed.time.com/
みなさん、お子さんをギュッと抱きしめていますか?
小さな子供を持つママであれば、毎日沢山ハグしているというママは多いと思いますが、子供が大きくなるにつれ、ハグする機会が減ってしまってはいませんか?
諸外国のようにハグの習慣がない日本では、どうしてもハグする回数が少なくなってしまいがちですが、ハグして相手の体温を感じる行為は大人にも子供にもとっても良い効果が沢山あるのです。
特に、子供にはハグで得られる効果が沢山あるというので、ハグの効果を知り、日常で沢山ハグする癖を付けてみてはいかがでしょうか。
ハグの効果って凄い!!
情緒が安定し問題行動が減る
子供にはもって生まれた性格もありますが、実はハグなどのスキンシップの量により子供の情緒に影響が出る事が分かっています。
スキンシップの量が多い子供ほど落ち着き、情緒が安定しており、スキンシップの量が少ない子供はかんしゃくを起こしやすく落ち着きがないなどといった特徴があるのだそう。
もし、お子さんの問題行動に悩んでいるのであれば、今日からすぐにスキンシップの量を増やしてみてください。
子供が自立できる
ハグは、子供にとって親の愛情をたっぷりと確認できる行為のひとつ。
ハグなどのスキンシップが沢山取れている子供は、「親から愛されている」というゆるぎない自信と安心感を持つ事ができ、自然と親から自立していけるようになります。
ストレスケアになる
人は、なんと30秒のハグでその日のストレスが1/3も解消されるのだそう。
幼稚園・小学校と進むと、ママのいない外の世界で沢山の経験をし、子供たちは子供なりに沢山のストレスを抱えて帰ってきます。
友達と喧嘩したり、園や学校で嫌な事があったなど、子供の心が弱ってしまっているときには、たっぷりとハグしてスキンシップを取ってあげてください。
免疫力がアップ
ハグによってセロトニンやドーパミンといった物質が増える事により免疫力アップにもつながる事が分かっています。
ハグだけで病気もし辛くなるなんてスゴイですよね。
また、ハグによる鎮痛作用はなんとモルヒネの6倍以上とも言われているんですよ。
いつまでスキンシップを取って良いの?
子供が大きくなってくると、「いつまでスキンシップを取って良いのだろう?」なんて考える事があります。
いつまでも抱っこやハグを求める子供がいると、親への依存なのではないかと不安になったり、特に男の子であるとマザコンになってしまわないかなどの心配をするママも少なくないよう。
ですが、子供がスキンシップを求める時にはママは答えてあげてOK。
子供からスキンシップを求めてくると言うのは、甘えたいだけじゃなく、安心したいとか、何か嫌な事があったけど元気になりたいとか、色々な理由があるのです。
ママがぎゅっとハグしてくれるだけで、子供はとっても元気になれるのです。
ハグやキスの習慣がない日本ではそういった不安を抱えてしまいがちですが、海外では大人になっても親子がハグするのは当然の事。
挨拶だけではなく、喜びも、悲しみも、ハグして一緒に分かち合うのです。
「もう1年生なのに膝ので抱っこされたいなんて赤ちゃんみたいで変よ」
なんて言わずに、ひざの上に乗せてぎゅっとハグしてあげてください。
男の子だからとか、女の子だからとか、5歳だからとか、10歳だからとか、そんな事は関係ありません。
ハグひとつであなたのお子さんは自信を取り戻し、愛情を再確認し、親に依存する事なく成長していけるのです。
変な心配は無用!!たっぷりと愛情を感じさせてあげてください。
ハグを習慣化させて!
小さな頃からハグし慣れているご家庭では、今のスキンシップ量を保つことも、増やす事もきっと容易な事かと思いますが、今まであまりスキンシップがなかったご家庭だと、いつ、どんなタイミングで、どんな風にハグをすればいいのかが分からない…という事も。
そんな時は、ハグを習慣化させてみましょう。
例えば、いってきますのハグ。おやすみのハグ。頑張ったねのハグ。
なんかだと、簡単に始められるでしょう。
もし、それでも難しいと感じるなら、いってきますの時にぎゅっと握手をする事からはじめてみてください。
ママのハグは(もちろんパパもね!)、子供たちの心と体の健やかな成長に欠かせない大切なスキンシップです。
恥ずかしがらず、たっぷりと!
いつだってママはあなたを愛していると、言葉だけじゃなく、ハグという行為でもしっかり感じさせてあげてくださいね。