6月に急増!アレルギーなどの原因になるダニから子供たちを守る方法

実は6月は、一年の中で一番ダニが急増する季節。
アレルギーの原因となり、最悪は死の原因にもなりうるダニですから、
しっかりと対処して子供たちを守る必要があります。
家の中、ダニが多く居る場所は!?
家の中でダニが多く居る場所。
それは、
小麦粉などの粉物の中、布団の枕、そしてカーペットやフローリングなどの床。
粉物の中には粉ダニが、そして枕や床にはチリダニというダニが存在するのです。
そして、家の中に必ず数千万匹は居るといわれるダニの8割はチリダニだと言う事なので、今日は「チリダニ」の対処法をご紹介します。
家の中で一番危険な場所は…
家の中で一番ダニが多い場所はどこだと思いますか?きっと、多くの人が「布団」だと答えるのではないでしょうか。
それは間違いではないのですが、
実は、家の中で一番「チリダニ」が多く存在し、一番人間に危険なのが、枕なのです。
枕は人が頭を乗せるものですから、「チリダニ」の好きな皮脂やフケなどのエサが沢山あり「チリダニ」が繁殖しやすく多く存在する場所。
なんと、枕の重量の1/3はダニ(やダニの死骸やフン)やカビなどだと言われているんですよ!!恐ろしすぎませんか!!
そして、その「チリダニ」が多く存在する枕は、人が寝ている間頭を付けている場所なので、
枕に居る「チリダニ」を、寝ている間中ずっと吸い込んでいるという事なのです…。
そのため、アレルギーなどの主な原因になるのが枕(布団)に居る「チリダニ」だと言われているのです。
枕に居る「チリダニ」の撃退法
布団を干したり洗ったりする事は勿論大切なのですが、
最低限、寝る時の頭周辺を清潔に保っておけばアレルギーなどもある程度防げるそう。
一度に全てのケアが出来ない場合には、優先して枕から清潔にする事を心掛けましょう。
枕に居る「チリダニ」を撃退するには、
まず枕を干し、スチームアイロンアイロンを掛けてから、掃除機をかけましょう。
完全に排除する事は出来ませんが、この手順を踏むことでかなりダニの数を減らす事が出来ます。
そして、朝鼻が詰まったり咳などアレルギーの症状が出る人は、夜、ダニを吸い込まないようマスクをして寝るというのも非常に効果があるそうです。
フローリングも要注意!
カーペットやフローリングなど自宅の床に居る「チリダニ」。
イメージをしてみると、なんとなくカーペットの方が「チリダニ」が多く潜んでいそうで危険な気がしますが、実はカーペットよりもフローリングの方が要注意。
ホコリを想像してみると分かりやすいと思うのですが、
カーペットの上ではある程度吸収され舞わないホコリも、フローリングの上ではフワフワと舞い上がりますよね。
カーペットの中に居るダニよりも、フローリングに居るダニの方が舞い上がるため、吸い込んでしまいやすいのです…!!
ハイハイをしたり床でゴロゴロとする赤ちゃんや、背が低く床から舞い上がるチリダニを吸い込んでしまいやすい小さな子供がいる家庭、それから低い位置(布団を敷いてなど)で寝ている家庭は特に注意が必要です。
フローリングに居る「チリダニ」の撃退法
ダニの対処法は何といっても掃除です。
フローリングの「チリダニ」を対処するには実は掃除にコツがあります。
それが、掃除機を掛けるまえに床を水拭きする。ということ。
実はそのまま掃除機を掛けると、フローリングに居るチリダニは空中へ舞い上がり、掃除機を掛け終わった頃にまたフローリングに落ちてくるため、意味がないのだそう。
ホコリなどを掃除機で吸い取っても、ダニは吸い取れていないのです!!
ですから、一度フローリングを水拭きして床をしめらして、チリダニが空中へ舞い上がらないようにしてから掃除機を掛けるのです。
ウェットタイプのフローリングワイパーなどでささっと床を拭いてから掃除機を掛ける事を習慣にしておきましょう。
掃除をしていない場所には大量繁殖しているダニ
ダニの存在しない家はありません。
しかし、日頃家をどれだけ清潔に保っているかでダニの数はとても変わります。
掃除をしていない場所はダニの温床。
ホコリ1グラムの中にダニは2000~3000匹も居ると言われているのです。
ですから、やはりダニ対策には1にも2にも掃除です。
ソファーの下や冷蔵庫横の隙間、普段掃除を手抜きしがちな場所までしっかりと掃除をしてダニ対策をしましょう。