2人目が欲しいのに…『2人目不妊』の原因と対策

近年は『不妊症』をオープンにする有名人が多くいらっしゃったり、
テレビのニュースなどでも不妊治療の事が取り上げられるなど、
不妊症ではない方たちの間でも、不妊症や不妊治療への理解も深く広まってきているかと思います。
mamas jobの読者はそのほとんどが出産経験のあるママや、現在妊娠中のプレママたちですが、
妊娠・出産の経験があるからといって『不妊』は他人事ではないのです。
実は多い『2人目不妊』
実は『2人目不妊』というのが多い事をご存知でしょうか。
1人目はごく自然に授かったのに、2人目は頑張っても頑張っても授からない。
上の子との年齢差を計画したかったのに…
自分や夫の年齢もあるからなるべく早く次の子供が欲しいのに…
『2人目不妊』に悩むママやパパが、私の周りにも数人いらっしゃいます。
『2人目不妊』の主な原因
1.第一子の出産が不妊の原因に
第一子の妊娠や出産に問題が何もなければ、第一子の出産が『2人目不妊』の原因になる事はありません。
しかし、出産時に輸血が必要な程大量の出血があったり、胎盤が中々剥がれなかったり、また何らかの感染症などのトラブルがあった場合には、それが『2人目不妊』の原因になってしまう場合があるのだそうです。
2.元々不妊原因があった場合
第一子をごく自然に妊娠した場合、本人たちが知りえないのがこれ、元々夫婦のどちらかあるいは両方に不妊の原因となる要素があった場合です。
第一子の妊娠が奇跡的にラッキーだった…
というような不妊原因を抱えている場合もあるそうなので、
1人子供が居るのだからと安心ばかりはせずに、専門医に調べて貰う方が良いでしょう。
3.仕事や育児のストレスが原因に
実は、不妊とストレスには密接な関係があります。
1人目育児ストレスや、仕事復帰をした仕事のストレスなど、ママたちの日常にも要注意なストレスが潜んでいます。
最近では、森三中の大島美幸さんが不妊治療に専念するためにお笑い芸人を休業し、無事に妊娠・出産した事が記憶に新しいかと思いますが、本気で2人目が欲しいと望むのであれば、大きな決断をする事も大切かも知れません。
4.年齢的な原因
特に、男性に比べ女性は、年齢が高くなると妊娠しにくくなってくるのは事実。
近年は1人目が高齢出産という事もとても多いですが、年齢が不妊の要因である事も多いのです。
5.夫婦生活の減少
夫婦間で夫婦生活がないセックスレスであれば妊娠出来ないのは当然ですが、夫婦生活がある夫婦の間でも、夫婦生活が減少しているのであれば注意が必要です。
夫婦どちらかが、相手を「母」や「父」としてしか見る事が出来ず性的対象に出来なくなってしまう事でセックスレスは起こると思われていますが、セックスレスの原因はそれだけではないのです。
ママ側の育児疲れや、寝ている子供が気になってセックス出来ないという心理状態、
または丁度働き盛りのパパの帰りがいつも遅く時間が合わなかったり、たまに早く帰ってきても疲れ切ってすぐ寝てしまう…
などで夫婦生活が徐々に減っていき、気づくとセックスレスになっているという事は多くあるのです。
一般的にセックスの回数と妊娠の可能性は比例すると言われているので、
夫婦生活の減少が『2人目不妊』の原因になっているのかも知れませんし、
夫婦生活の減少は後のセックスレスを生むことにもなりかねないので注意が必要です。
2人目、3人目と子供が欲しいなら…
あなたが、「子供は1人!」と決めているのではなく、
いずれば妹や弟をつくってあげたい、子どもは2人3人欲しい!と望んでいるのであれば。
産後、生理が再開して3ヶ月~半年以上が経っていて、子作りをしているにも関わらず妊娠をしないというのであれば、
なるべく早めに専門医を受診しましょう。