おっぱいが出ない…ママが家で自分で出来る母乳の出を良くする5つの方法

別に栄養がどうとか、母乳神話がどうとかそういうんじゃなくて。
ただ、可愛い我が子に母乳をあげたい!授乳したい!!
そう希望しているママはたくさんいます。
母乳をあげたいのに、思うようにおっぱいが出ないと、ママはとても辛いですよね。
おっぱいの出が悪いと、「私はあまり母乳が出ない体質なんだわ」とママが諦めてしまい、
余計に母乳が出なくなってしまう悪循環ケースがとても多いのですが、
実は、おっぱいが出ないのは体質なわけではなく、おっぱいは出るようにしていくことが出来るのだそうなんです。
自宅で自分でできる、母乳の出を良くする方法をご紹介します。
おっぱい(母乳)の出を良くする方法
赤ちゃんにおっぱいを吸ってもらう
おっぱいの出が悪いと、
「授乳の間隔をあければおっぱいが溜まっているかも…」
「どうせ出ない体質なのだから無理して吸わせる必要はないわ…」
などと、ついついおっぱいを吸ってもらう回数自体が減ってしまいがち。
ですが、赤ちゃんがおっぱいを吸う時に分泌されるプロラクチンというホルモンには母乳をつくりだす働きがあり、
同時に分泌されるオキシトシンというホルモンには母乳を押し出す働きがあるのです。
たとえ母乳が出ていなくても、何度も授乳をし続けているうちに、
プロラクチンとオキシトシンが分泌され母乳は出るようになると言われているのです。
プロラクチンは授乳のたびに濃度が濃くなるため授乳回数が多いほどつくられやすくなり、
オキシトシンは母子に安心感を与える効果があるホルモンでもあるので、根気良く、無理のない範囲で赤ちゃんにおっぱいを吸わせてあげましょう。
ストレスを溜めない
授乳時に分泌され、母乳を押し出す働きがある大切なホルモン、オキシトシン。
オキシトシンはストレスがあると分泌量が抑えられてしまうため、
赤ちゃんが頑張っておっぱいを吸っても母乳が出なくなってしまうことがあるのです。
母乳の出が悪くなるだけではなく、母乳の味も変わると言いますから、ママはストレスを溜めないことが第一。
「母乳で育てたいのに母乳が出ない」というのも強いストレスになるでしょうから、
何がなんでも母乳で育てなければいけない!というような考えはやめ、
足りない分はミルクで補いながら肩の力を抜いてみましょう。
特に第一子であるなど慣れない育児はストレスが溜まりがちですが、
休養しながらストレスを溜めないようにしましょう。
炭水化物や蛋白質をしっかり取った和食中心の食事
母乳はママの血液から作られるので、ママの食事量や栄養バランスが足りていないと母乳が出なくなる可能性があります。
授乳期は忙しく、食事に手を抜きがちですが、母乳のためには1日3食を栄養バランス良く食べることが大事。
血流を良くするために、根菜類など体をあたためる食材を使い、やさしい味付けの和食がおすすめです。
また、母乳を出すには貧血対策も必要です。
レバー、ひじき、ほうれん草、あさりなどの鉄分や、鉄分を効率良く摂取するために一緒に摂りたい肉や魚、卵などの蛋白質、
鉄分の働きをサポートする大豆、納豆、さつまいもなどの銅、鉄分の吸収を高めるビタミンCや赤血球をつくるのに必要な葉酸などが貧血対策になります。
産後はどうしても貧血になりやすいので、積極的に摂取するよう心がけてみましょう。
水分をしっかり摂る
それから、水分をしっかり摂ることもとても大切です。
水は血液をきれいにして血液の流れをスムーズにするので、母乳の出も良くしてくれるのです。
また、水ではなくノンカフェインタンポポ茶は体をあたためる効果やリラックス効果があり、ママに不足がちな鉄分やカルシウムも摂取できるため、
水分補給に水の代用とするのにもオススメです。
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おっぱいマッサージをする
おっぱいマッサージ・乳頭マッサージも母乳を出やすくするのにとても効果があります。
血液の循環を良くしたいので、お風呂に入り体をあたためながらするとより効果的でしょう。